観光シンポジウム2023のお知らせ

「観光に「経営研究」は必要か?~観光経営は勘・コツ・度胸・FAXでいいのでは?~」

京都大学経営管理大学院主催【京都観光アカデミー連携事業】、KBS創研、S-イノベーション・デザイン株式会社共催にて今年も「観光シンポジウム」を開催致します。

テーマは、《観光に「経営研究」は必要か?~観光経営は勘・コツ・度胸・FAXでいいのでは?~》です。

現場の実感としては、観光経営に必要なのは、勘・コツ・度胸、それにFAXだ、ということもあるでしょうか。
つまり、観光に「経営研究」は必要ない、いやもっと言えば、経営に机上の「研究」などいらないという考え方もありそうです。確かに、ただ論文を1本書くことだけが目的の研究なら、そういった批難も仕方ないでしょう。一方では、日々直面する問題に対して、しっかりとした問題意識を持ち、きちんと方法を組み立て、論理的に考察する研究は、経営環境を少しでも改善する一助にはならないのでしょうか?

観光業界は、これまで新型コロナウイルス感染症による多大な影響を受けてきただけでなく国家間の紛争や円高を受けての原材料費・費用の高騰、自然災害の発生、さらには現場を支える人員不足と多くの問題を抱えています。

このような諸問題を乗り越え観光業界が我が国におけるリーディング産業として発展していくためには過去の経験によるノウハウのみに依らず新たな視点や知見を得ることが不可欠なのではないかと考えます。

今回のシンポジウムでは、様々なバックグラウンドを持つ方々がそれぞれの視点でこの業界の経営上の諸問題に向き合い研究した結果を発表していただき、その中で観光において経営研究がどのような貢献ができるのか皆様と議論してまいります。

※過去のシンポジウムはこちらをご参考ください。

第一回シンポジウム(2013年)【経営コンサルタントは必要か?~観光業の場合】開催の様子
→第二回シンポジウム(2014年)【サービス業に研究開発は必要か?~観光業の場合~】の内容
→第三回シンポジウム(2015年)【おもてなしは必要か?~観光業の場合~】の内容
→第四回シンポジウム(2016年)【観光にMBAは必要か?~DMO人材との関連は?~】の内容
→第五回シンポジウム(2017年)【観光にDMOは必要か?~観光MBA人材との関連は?~】の内容
→第六回シンポジウム(2018年)【これ以上京都に観光客は必要か?~DMOの観光開発に果たす役割】(前編)の内容
                                                                                                                                                                  (後編)の内容
                       ※2018年は、京都大学私的公開研究会として開催いたしました。

→第七回シンポジウム(2019年) 【これ以上京都に宿泊施設は必要か?】(前編)の内容 (後編)の内容

→第八回シンポジウム(2022年)【観光にDXは必要か?】(前編)の内容 (後編)の内容

日時:2023年10月21日(土)13:00~17:00(開場12:30~)
※ご希望者のみ懇親会を開催します(先着30名様、会費制@3,000円)。

開催方法:今年度はリアル開催のみになります。オンライン配信はいたしません。

会場:京都大学(吉田キャンパス)内 国際科学イノベーション棟 シンポジウムホール(5F)
(定員:約100名 先着順)    ※アクセスはこちら (マップの69番が国際科学イノベーション棟です)

参加費:無料     ※懇親会は参加費3,000円を頂戴いたします。

■コーディネーター

京都大学経営管理大学院 特定教授  前川 佳一 氏

■講演者(順不同)

一般社団法人Doer  創設者                    江原 まゆみ 氏
JTB総合研究所 客員研究員                                 佐藤 郁子  氏
一般社団法人ツーリストシップ 代表理事               田中 千恵子 氏
地方創生プランナー(沖縄在住フリーランス)                村尾 章裕    氏

■主催

京都大学経営管理大学院
【京都観光アカデミー連携事業】

■協賛

株式会社KBS創研、Sーイノベーション・デザイン株式会社

参加申し込みフォーム

申込は終了いたしました。
沢山のお申し込みをいただきまして、誠にありがとうございました。

 

【本件に関するお問い合わせ】 京都大学経営管理大学院 前川研究室 伊藤 美魚(itou.mio.4s@kyoto-u.ac.jp)